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"脱毛サロン"
新規開業される方へ
毎回、ビューティーワールド ジャパンなど美容業界に特化した展示会を見学して思うのは、脱毛機を販売しているにもかかわらず「脱毛素人」と思える関係者の多いことです。
脱毛に対しての造詣、皮膚理論に対しての造詣はまだしも、「脱毛」がどのような原理で行われるかさえご存じないとしか思えないようなブースがとても多く、大半のブースは「10年以上も前の脱毛機」ほどの性能ですら負けてしまうスペックでした。脱毛機の性能が悪いという言い方が適切でないなら「現代の脱毛機ではない」と言い換えても良いのですが、ともかく「海外の中古部品の組み合わせ」としか思えないようなスペックで百万、あるいは数百万の脱毛機が販売されているのは、本当に悲しいです。
業務用の脱毛機や美容機器、そこに従事している販売員が「脱毛機と美容」に精通しているとは思えないのです。脱毛理論も分からず、ましてや脱毛機自体が必要最低限の設定も変えられない、表示している数値自体がデタラメ。これでは脱毛機を自在に操れず、安全で効果をを出せない販売員が、脱毛機を売っているのと、たぶん同じことでしょう。脱毛機を売る会社と販売員の興味は「利益」あるいは「利益を生むビジネス」にあって、美容(脱毛やそれに関わる人の責任)にはないのですから。
1.法規制の確認
脱毛サロンを開業する際の脱毛機選びに関する注意点
エステサロンで行う脱毛には『用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為』が禁じられています。従って、エステサロンでは「強力なエネルギーを発しない」脱毛機を選ぶ必要があります。 厚生労働省の定める基準に適合した機器を選ぶ必要があります。
2. 技術・機能の選定
脱毛機には様々な種類があり、IPL(Intense Pulsed Light)やSHR(Super Hair Removal)などの技術があります。ターゲットとする顧客層や求められる脱毛効果に応じて適切な技術を選場なくてはなりません。 肌や毛質に合わせた設定が可能な機器を選ぶことで、顧客満足度を高めることができます。
3. 安全性の確保
安全性が確認された機器を選び、万が一の事故やトラブルに備えて十分な研修と保険の加入が必要です。火傷や 肌トラブルを未然に防ぐためにも、脱毛のことをしっかり理解して上で脱毛機を選ぶ必要があります。
エステ脱毛にはこの3要素を満たす必要があります
海外ではこの3要素を全て満たすスペックの業務用脱毛機は当たり前です。しかし現在国内で販売されているの業務用脱毛機のほとんどが10年以上前から進化していない機器なのです。
「法規制」の確認
『用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為』が禁じられています。
「強力なエネルギーを有する」光線を使用しない。
光脱毛器のIPLやSHR及びLED脱毛機も全て上記に該当する恐れがあります。
脱毛の施術方法を見れば分かる通りIPLやLEDの単発打ちの全てが熱破壊式です。SHRなどの脱毛方法もありますが、医療で行う蓄熱式と比べても圧倒的に照射回数が少なく危険な脱毛法といえます。
現在国内で販売している主な光(IPL)脱毛機は光の波長や機器の特性上、強力なエネルギーを使用しなければ脱毛は行えません。
ビーム式LEDを使用したローズライトのクルクル脱毛では必要最低限のエネルギー(9J)を推奨する安全で確実な脱毛が叶う唯一のエステ脱毛機です
2022年6月21日に放送されたFNNのニュースによると、大阪市西区のあるエステサロンで、20代の女性が2000円の安価な背中脱毛サービスを受けた際に火傷を負う事故が発生しました。サロンは、脱毛機器の光照射時に必要なフィルターを付け忘れるミスを犯し、医師法違反と業務上過失傷害の疑いで書類送検されました。国民生活センターによると、エステでの脱毛による火傷などのトラブルは2022年に1万9060件に上り、4年前と比較して約7倍に増加していると報告されています。
脱毛で施術事故が起こる原因
1:使用する脱毛機の脱毛方式を理解せず施術を行う
2:高出力で照射してしまう
3:脱毛理論を理解していないスタッフが施術してしまう
上記のような理由がよく挙げられますが、そもそもは販売メーカーの責任と考えられます。フィルターのつけ忘れなど昔の脱毛機器の話で現在の機器は数年前から全てのフィルターが内蔵されており手動で入れ替えるような方式の機器を販売するメーカーに問題がああると考えます。また「脱毛方式を理解してない」事もメーカー自体が脱毛原理や皮膚理論をわかっていない、もしくは危険だと知りながらも隠して販売しているなど、そのような機器を近年でも販売していることに問題があると考えます。
お客様が安心できる高い安全基準の脱毛機を
光脱毛やLED脱毛では照射を重ねると肌表面に必要以上に負担がかかり、火傷や肌トラブルの原因になるため理論ではSHRなど言われていますが、実際に蓄熱することはできません。IPLの場合では蓄熱をするためには発光時間が短すぎることと、波長特性も肌表面に熱が集中するので実際にはできません。LEDにおいても熱破壊式を目的にしているのでは超特性が違いこちらも蓄熱は行えません。それなので、エステサロンの法令に沿った安全な脱毛が行えないので、いまだに火傷などのトラブルが多く発生しています。
ローズライトは脱毛に最適な発光時間・波長・出力により肌へのダメージを最小限に、優しい光を重ねるクルクル脱毛方式のため強力なエネルギーを必要としない唯一の脱毛法を確立しています。
技術・技能の選定
同じ出力でも効果が違う?波長と出力の関係
脱毛の効果は、出力の強さだけではなく他の要素が絡み合って決まります。出力をあげると火傷などのリスクが高まるため、一人ひとりの肌質や毛質に合わせて出力を調節していく必要があります。
適切なジュール数は部位ごとに異なります
適切なジュール数は照射する部位によって異なります。例えば、VIOゾーンでは、毛が太く密集しており、肌が薄く柔らかいため、必要なジュール数が多くなります。一方、上腕の内側のように皮膚が厚く、細い毛が少し生えている部位では、より少ないジュール数で済むことがあります。ジュール数を決定する際には、脱毛機の照射方式や波長の特徴、使用するハンドピースのスポットサイズ、パルス幅の設定など、多くの要素を考慮する必要があります。これらの要素は毛や肌の特徴に合わせて適切に調整され、各部位に最適な脱毛が行えるようになっています。
安全に脱毛を行うにはジュール数やパルス幅を適切に調整する必要がありますが、機器によっては調整ができないものや、そもそも、どの出力で照射しているのか分からない脱毛機も販売されています。ですので硬毛化の対策をするにしても調整ができず、施術部位に合わせた脱毛ができないことも多くありません。
脱毛機の照射方式
脱毛機の照射方式によって光の出力やその他の要素の設定値は違います。照射方式には熱破壊式と蓄熱式があります。どのレベルのエネルギーで、どれくらいの時間をかけて、どの発毛組織を主にアプローチをするのかが異なります。
毛を導火線として熱エネルギーで毛を生やす原因となる部位にアプローチするのが目標なのですが光脱毛の光源の特性では安全に脱毛することができません。
熱破壊式脱毛は、毛根の奥にある毛母細胞や毛乳頭という発毛組織をアプローチするために高出力の光を瞬時に照射します。毛が抜け落ちるまでの期間の目安は施術後1~2週間です。現在のエステ脱毛器はSHR式も含め全て熱破壊式の脱毛機器です。蓄熱を行うための発光時間が短く波長特性の熱吸収から考えても蓄熱することはできません。
クルクル脱毛
蓄熱式脱毛は、皮膚の浅い箇所にあるバルジ領域という発毛組織と毛根の奥にある毛母細胞や毛乳頭を同時にアプローチするために低出力の光を連続して照射します。じわじわと皮膚の浅い箇所から順に熱を蓄えることで脱毛する照射方式です。毛が抜け落ちるまでの期間の目安は施術後2~4週間です。
エステサロン向けの脱毛機で蓄熱脱毛が行えるのは「ビーム式LED脱毛」のローズライトみです
業務用光脱毛機の安全が確保ができない理由
脱毛はなぜ出来るのか?そのメカニズム
特定の波長によって、メラニン(黒色)や酸化ヘモグロビン(赤色)水(水色)へ反応する「度合い」が変わってきます。それを表にしたものが、以下の選択的吸収波長と呼ばれるグラフになります。
表の見方ですが、600nmを垂直方向にみると、赤色の酸化ヘモグロビンに反応していることがわかります。わかりやすく言うと、光脱毛の光の波長はメラニン(黒色)と同時に赤色の酸化ヘモグロビンに反応しやすい光と言えます。さらに850nmを垂直方向にみると、今度は水色の水に反応していることも分かります。
光脱毛の光は広帯域の光でメラニン以外にも反応してしまいます。これが無駄な痛みの原因であり、火傷や肌トラブルを引き起こす元となります。
アプローチしたいのはメラニンだけ
毛を導火線として熱エネルギーで毛を生やす原因となる部位にアプローチするのが目標なのですが光脱毛の光源の特性では安全に脱毛することができません。
冷却機能についての問題
光脱毛の施術において表皮の冷却はとても重要です。しかしながら光(IPL)脱毛に使用される光源は360度全体的に広がる光源の特性のためハンドピース全体に熱が伝達してしまいますので、冷却機能を最大限に生かした安全な照射はおよそ10分間が限界です。時間が経つと徐々に肌のハンドピース設置面だけではなくハンドピース全体が熱を持つってしまい安全な脱毛が連続して行えないのも改善点として挙げられますが光源(IPL)キセノンライトの特性からは現状の技術力ではできません。
光脱毛(IPL)のハンドピース冷却の変化
施術前
連続使用
5分後
連続使用
10分後
光脱毛の光はハンドピース自体を温めてしまい安全で効果の高い脱毛を短時間でしか行えません
ビーム式LED脱毛ハンドピース冷却の変化
施術前
連続使用
5分後
連続使用
10分後
ビーム式「LED脱毛」の光は直進性が高くハンドピースが温まることがないため長時間安全に脱毛を行うことができます
ビーム式のLEDを採用したローズライトは様々なスキンカラーに対応した安全な脱毛をお届けします。
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